チャットレディは直接人とは接することがありません。
だから一見トラブルは少ないように見えます。
それでもチャットレディにはいろいろな危険が潜んでいます。
身バレの危険
まずチャットレディをしていることを知られたくないという人は、身バレ(チャットレディをしていることが知り合いなどバレること)の危険があります。
特に顔出しをしていると、サイトを訪れた人がたまたまあなたの知り合いだったら、チャットレディをしていることがバレてしまいます。
あなたがもし、結婚していて旦那さんに内緒で仕事をしているのでしたら、身バレすると離婚問題にまで発展するかもしれません。
特にアダルトをしている人は男性の前で服を脱いだり、エッチなことを話したりするわけですからまずいと思います。
ノンアダルトも脱がないとはいえ、下心を持っている男性とパソコンを通しておしゃべりするわけですからね。
チャットレディの仕事に理解を示してくれる旦那さんだと問題はないかもしれませんが、相談なしに内緒で仕事をしていることを快く思う人はいないはずです。
結婚はしていなくても彼氏がいる場合も身バレすると大変ですね。
アダルトをしている人は「誰の前でも簡単に脱ぐのか」と軽い女だと思われるかもしれません。
バレることによって彼氏との距離が離れることはあっても、縮まることはないでしょう。
会社勤めしていて副業でチャットレディをしている人が、サイトの待機画面やトップ画像を同僚や上司に見られて、知られてしまったケースもあるみたいです。
会社の中にはたくさんの男性がいますので、その中でライブチャットが好きな人がいてもおかしくはありませんよね?
あなたがもし会社勤めをしているのであれば、バレれば周りの見る目が変わるかもしれませんよ。
それだけではなく、あなたの会社が副業禁止であれば、下手すればクビです。
特に公務員は副業には厳しいみたいです。
あなたがもし学生なら、主婦や会社勤めしている人に比べるとダメージは少ないかもしれません。
でも学校の他の生徒に知られるときっと噂になるでしょう。
親に内緒でやっている場合は、バレると怒られてしまうのではないでしょうか?
チャットレディは男性と直接接するわけではないですけど、一応は風俗業ですから、親はキャバクラとかソープランドと同じような仕事をしていると考えるかもしれません。
逮捕される危険
チャットレディでアダルトはお客さんの要望によって服を脱いだり、エッチな行為をしなくてはいけません。
でも局部を見せるのはNGです。
これは法律で定められているからです。
アダルトビデオでも局部にはモザイクがかかっていますよね?
万が一何かのはずみで局部を見せてしまった場合、下手すればそのサイトをクビになったり、警察に逮捕されたりするみたいです。
動画サイトに投稿される危険
ライブチャットを行っているあなたの映像は、相手の男性の方のパソコンでキャプチャ(動画撮影)することができます。
それを無料動画サイトに投稿されて出回る危険性があります。
これは、サイトがどんなにがんばっても防ぎようがありません。
仮に百歩譲ってパソコンでそういったキャプチャを防ぐ操作をサイト側でできたとしましょう。
でもそのパソコンの画面をスマホで撮影すれば、動画が撮影できますよね?
そしてインターネットに一度流出してしまうと、いろいろなところにそのデータが流出するので、収拾するのは難しくなります。
ずっとネットで流れ続けると考えておいたほうがいいです。
わいせつ物や汚物を見せられる危険
お客さんの中にはいろいろな人がいます。
中には自分の局部を見せたがる人もいます。
自分の局部や自慰行為をしているところを女性に見せることによって性的興奮するんだそうです。
おそらく露出狂と同じ心理なのではないでしょうか?
他にはごくまれですが大便をするところを見てほしいというお客さんもいるらしいです。
こういったわいせつ物や汚物を見せたがるお客さんはアダルトだけではなく、ノンアダルトにも出現します。
サイトの運営者に連絡すれば対応してもらえますが、見たくもないものを見せられるのでストレスが溜まります。
ストーカー被害に会う危険
水商売や風俗をしている女性の中には、ストーカー被害に悩んでいる人もいます。
お客さんにお店を知られているので、通勤の前後を狙われてしまうみたいです。
チャットレディは、お客さんと直接お店であうわけではないので、あなたがどこにいるかをお客さんに知られる危険性は極めて低いです。
でも、お客さんとの会話の中で、うっかり自分の住んでいる地域を特定できるような情報を話してしまってストーカー被害にあうケースもあるみたいです。
例えば通っているスポーツクラブとか、お気に入りのお店とか、話の一部のちょっとした情報からでもあなたのいる場所を探り出してくるかもしれません。
またお客さんと仲良くなって、次のチャットの約束をするために、携帯のメールやラインのアドレスを教えたら、じゃんじゃんそっちの方に連絡がきて大変なことになったケースもあるみたいです。
男性の中には粘着気質の人がいます。
空気を読めずストーカー化する人も女性より男性の方が多いです。
被害に会わないようにするためには、カメラに映っているものや話している内容に個人情報を特定されるものがないかを注意をしたり、携帯のメールアドレスやラインをお客さんに教えないようにすることが必要です。
訴訟を引き起こされる危険
ライブチャットのサイトの宣伝文句として「エッチな女性に出会える」とか「好みの女性とネットを通してデート」書かれています。
エッチな女性と出会えるというのは、男性にとって魅力的ですし、サイトの運営側もそういう男性の弱いところを分かっていて巧みにその心理をくすぐる広告を出しています。
ですので、お客さんの中には女性との出会い目的の人もいます。
そういった人を長く引き止めておきたいがために、出会えそうなことをにおわせておいて、いつまでたっても会えないとなると、男性の方から訴訟される危険性があります。
最近では、ライブチャットの認知度が高まってきてそういった誤解をするお客さんも少なくなってきましたが、ゼロではありません。
「出会えません」といってきっぱり切ってしまうと稼げなくなってしまいますが、「この人危ないな」というにおいを感じた場合は、あまり期待を持たせるようなことを安易に言わないほうがいいかもしれません。